飯能で登山
19日の日曜日、飯能市にある天覧山と多峰主山に行ってきました。
天覧山(てんらんざん)は、埼玉県飯能市にある山。標高197m(山頂の看板では195mと記載)。山というよりは丘陵という風情。
標高は低いが頂上からの眺望はよく、飯能市街が一望できるのはもちろん、奥武蔵・奥多摩の山々のほか、遠く富士山を望むこともできる。史跡や文化財も点在し、春の桜、初夏のツツジ、秋の紅葉など一年を通じ見るものも多く、老若男女に親しまれている。(Wikipediaより引用)
空はやや曇ってましたが、気温は15度以上もあり3月半ばだというのに歩いていると額に汗が滲みます…。
当初はかるーい気持ちでハイキングにでもいくかぁ、みたいな気持ちで車を走らせること約40分。飯能市民会館に駐車し登り始めました。
意外と険しい登山道。
最初の方はそうでもなかったのですが、だんだんと急勾配になっていきやがて山道らしくなっていきました。既にこの時点でそこそこ息があがりそうになってます。
そして頂上へ。
思ったよりも良い景色。197mといえど侮れません。
そしてここからさらに登り、多峰主山を目指します。
多峰主山(多峯主山と書かれることも、とうのすやま)は、埼玉県飯能市の山。標高271m。奥武蔵山系の東側に位置する多峰主山は天覧山の西側に位置し、天覧山とセットで歩かれることが多い山である。標高も低く、登山道も整備されており、年間8万人から9万人もの人が訪れるハイキングコースとしても人気が高い東側から頂上への直登ルートでは、頂上のすぐ下に岩場と鎖場もあり若干危険である。東側からの登山道でも、頂上付近では雨乞い池を経由する南側からのルートに迂回する方が初心者には安全である。(Wikipediaより引用)
てなことなど知らず、これまたかるーい気持ちで登り始めました。
天覧山を下ったあとはこのようにおだやかな風景が続いており、心地よく歩くことができます。
のどかだなぁ…
そんなことを思いながら歩いていると、これまただんだんと険しい山道み進んでいくことになります。
なんて急な階段…
そして The山道みたいなのが続きます。
なんかトトロの森を思い出しますね。
そして辛かった石の階段…
これめっちゃ長かったんですよ。膝も痛くなるし…老化現象ではないと願うばかりです。少なからず筋肉痛になること必至です。はい。
それでもね、頂上に着くとやっぱり登ってよかったなぁと思いました。
とっても良い景色です。晴れてよかった。
しかし、ここからの下りが一番辛かった。
地元の森ではなかなかお目にかかれない急な坂。というか、もはや崖。
途中なんか祀られてました。
やっと下山すると、こんどは吾妻峡なるところに向かいます。
今日の僕は年甲斐もなくアクティブです。明日が心配です。
吾妻峡は「ヤマノススメ」というアニメに登場した場所です。
というか、天覧山や多峰主山もそうなんですよね。
これが吾妻峡にあるドレミファ橋。
作中にも出てきます。
飯能市はこのアニメでのPRに力を入れているようで、市内を走るバスなんかにもプリントが施されています。
帰りに立ち寄ったコンビニにも『ヤマノススメ』コーナーがあるほどです。
まぁこういうところも目当てに今回はきたのですが、改めて力の入れ具合におどろきました。
コンビニ内の様子。
このアニメは登山がメインのお話なのですが、きっと多くの人がこれに影響されて登山を始めたことでしょう。
ただ登山そのものは健康的で健全なものなので良い影響に思えます。
コンビニ内にはメッセージノートが何冊も置かれていて、中には海外からわざわざ来た方や関西の方から来た方の書き込みもありました。そのことを考えると近くに住んでいてよかった…。
今回の登山はこのアニメの聖地巡礼(アニメの舞台となった場所に行くこと)という側面もありましたが、それ以上に体を動かすことの大切さを感じるためのものでした。
結果として、家に着く頃にはヘトヘトになっていましたが、それだけ意味のある有意義なものだったと思います。今後もちょくちょく巡礼を兼ね、登山をしにいきたいと思いました。
End