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愛ズレー Isley

マニアックな話

※今回も時間があるときにでもゆっくりのぞいてみてください。 

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そういえば最近でこそ影を潜めつつある話なんですけど、僕音楽が好きなんですよ。

これでもバンドとかやってた時代もあったし、楽器は上手くないんですけど、けっこう好きな部類の人間に入るのではないかと自負してます。

 

でもこの年になってくるのなかなか新たな素敵な出会いというのはなかなかなくなってくるんですね。大体聴き尽くしちゃったというか。だからこそ、ここにきて新しい出会いがあると舞い上がってしょうがないのです。

 

今回出会ったのはThe Isley brothersというソウルファンクバンド。ソウルもファンクも大好きな人間としては今更こんな名曲に出会うのは本当に今更感が満載ですがそんなもんです。本当に詳しい人からするのそんなのも知らんのか、このニワカが、とか言われるような感じです。

 

そもそもの出会いはnona reevesという日本のバンドがきっかけでした。このバンドは僕が大学時代から好きなバンドです。渋谷系っていうジャンルに入る感じのバンドなんですけど、このバンドはスティービーワンダーとかマイケルジャクソンもカバーしてて。素敵なバンドなわけですよ。野獣先輩とも深い関係があります。これはわかる人だけでよい。というかわからない方がよい。

 

そんでこのnonaがカバーしたのがif you were thereという曲。最初に聴いたときにすごく良い曲だと感じて印象に残った曲です。余談ですが個人的にはこの曲を聞くと京都の京阪電車を思い出します。電車に乗ったときに聴いた気がするんですが、そういうふうに音楽ってそのときのシチュエーションと絡んで記憶に残ることがよくありますよね。明らかにミスマッチだったり関連性がないのに記憶に残るのは音楽ならではだと感じます。

 

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これ最初はwham!のカバーだと思っていたんです。かの有名なラストクリスマスを歌っているのがwham!です。

 

 

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でも偶然さっき調べたらそれもカバーだということがわかって、オリジナルが気になって調べたらこのアイズレーブラザーズに行き着いたわけです。

 

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アイズレーのオリジナルのif you were thereはワム!やノーナリーブスのカバーとは違ってもっと濃い感じの、なんともソウルフルなアレンジなわけです。これはヤバイ。他のバンドはもっといい意味で軽やかなアレンジでした。聴きやすいといえばそうですけど、ソウル好きにとってはもっとグルーブ感があってもよいかんじ。そういう意味で本家本元のゴリゴリのソウルフルな、ドロっとしたようなサウンドが僕にとっては心地よい。

 

そのアイズレーの他の曲にBetween the sheetsという他の曲があります。これも名曲なわけですが、ピーンときたことがあって。

 

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それはこの曲、米米クラブ愛ズレー恋ズレーという曲に似ている箇所がある。もう色々とピーンときました。米米クラブのアイズレーブラザーズへのオマージュですね。ちょっと聴き比べてみてください。あと石井さんの寸劇が個人的にツボです。だからこそファンなんですが。

 

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曲名も愛ズレーということでね、今思うととめっちゃわかりやすかった。でも高校生の僕はこの愛ズレーというタイトルが一体何を意味しているかわからなかった。不思議なタイトルだなぁというくらいにしか思わなかったんです。

今になって、僕の好きなバンドたちの関係性というか、繋がりが見えてきてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

 

米米クラブって派手な衣装とボーカルのカールスモーキー石井こと石井さんがフィーチャーされがちですが、曲を聴いてみると演奏も素晴らしい。特にリーダーのBON氏のベースはこの曲では引き立ちます。

 

またアイズレー・ブラザーズに話が戻りますがビートルズもカバーしている曲があったりCMで使われた曲があったり意外と日常に潜んだりしています。侮りがたし。

 

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まぁそんなわけで今回は本当にマニアックな話でしたね。興味のない人にはつまらん話です。本当は色々曲のアレンジについてもちょっと書きたいところだけど今回はこんなところにしときます。何気に今回は1500字ペース。ちょっとしたコラムみたいになってるような。それは自画自賛が過ぎますかね。そんなわけで。

 

好きなものがあるって素晴らしい。

 

デワデワ