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いざ陸奥の国 後編

前回までのあらすじ

岩手広い。

 

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大沢温泉

そんなわけで日本酒を購入し、その後100均でお猪口を購入。さらにスーパーで刺身を購入し大沢温泉に向かいます。


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着くとそこは温泉街。

僕らが宿泊したのは湯治屋という旅館。

格安でなんと1泊約3000円也。

大沢温泉(おおさわおんせん)は岩手県花巻市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)の花巻温泉郷にある温泉[1]。 Wikipediaより

 なんでもかの有名な宮沢賢治も訪れたとのこと。というかその事実をとても推していました。とても人気のある旅館だそうです。

 

www.oosawaonsen.com



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館内はとても歴史のある感じで、それでいてとてもきれいでした。良い意味で味のある旅館です。

布団だのなんだのは全てセルフサービス。

シャンプーとかボディーソープくらいは温泉に用意してありましたが、さすがに歯ブラシがないという事前情報がなかったのには驚かされました。

売店で売っていて良かったです。


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こんな感じで野球を観たりしながらお酒を飲んだり雑談をしたりして夜を過ごしました。楽しかったです。

あと、温泉も最高でした。

泉質など詳しいことは素人なのでわからないのですが、半露天風呂の温泉で湯の温度も雰囲気も綺麗さも文句なしです。

本当に何度も泊まりたくなる旅館でした。

 

ただ朝早くから牛乳と新聞を売りに来るのはできれば避けて欲しいところです。声が普通にでかいのでがっつり起こされます。


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清清しい朝。

ひとっ風呂浴びて出発。


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海と津波の追憶

最終日のこの日は僕の希望である陸前高田市に行くこととなりました。

結構遠かったです。

 

ぶーーーーーんと運転して

 



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着きましたは大船渡市。ここでは海鮮料理をいただきに立ち寄りました。

なんか偶然高校野球関連でニュースによくなっていた大船渡高校が練習試合をしている所の近くを通りました。ただ残念ながら佐々木投手は不在だったようです。

 

そんな訳で大船渡市。

海と山。


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今回はこの「ささき」さんで海鮮丼をいただく事となりました。

これもヅカのおすすめ。期待。


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これが日替わり海鮮丼。

漁港が近くにあるという事で何を食べても美味い。


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ここにきてまたサインの山。

南海キャンディーズしずちゃんなどたくさんのサインがありました。

今回の東北の旅での店はどうやら当たりが多かったようでした。


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これはマンボウ

マンボウです。

味はまぁ好き嫌いが分かれそうな感じでした。

僕はまぁそんな感じでした。

刺身はうまいとか。マックスは結構大丈夫な感じでした。


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お土産やさん。

カモメのたまごを買いました。

僕はそこまで好きでもないので自分用には何も買いませんでした。


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そこからまたぶーーーーーんとして

 


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目的の陸前高田市に到着しました。

被災からはや8年ほど。以前から一度被災地には訪れてみたいと思っていたので今回このような機会を設けることができて良かったです。

 

ここも海と山の街。


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復興のための重機が数多くありました。

また防波堤の建設のための重機も海沿いに数多くありました。


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この下の写真の奥に見える建物が防波堤です。

写真だといまいち分かりずらいですがかなり高い。それほどまでに津波は大きかったということです。こうして現地で想像するだけで、とても天気の良い晴れた穏やかな日ですら恐怖という言葉では言い表せないような感覚がありました。

 

現地に行かないと、テレビの画面や写真ではこの感覚というのはなかなか感じることは難しいように思いました。

 

きっと戦争での体験などもこのようなものなのかもしれません。

感じないとわからない。だからこそ戦争は続いていくのかもしれないです。でもそれではいけません。人には他の動物にない、未来を想像する能力があります。

想像して考えなければいけないのでは、と考えます。

 


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いよいよ奇跡の一本松と対面です。ちなみにここまで駐車場から10分ほど歩いています。


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結構歩くんです。


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着きました。

奇跡の一本松(きせきのいっぽんまつ)は、岩手県陸前高田市気仙町高田松原跡地に立つの木のモニュメントである。

太平洋につながる広田湾に面した高田松原(以下「松原」と略記)は、350年にわたって植林されてきた約7万本の松の木が茂り[3]陸中海岸国立公園(現三陸復興国立公園)や日本百景にも指定されていた景勝地であったが、2011年平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波の直撃を受け、ほとんどの松の木がなぎ倒されて壊滅した。しかし、松原の西端近くに立っていた一本の木が津波に耐えて、立ったままの状態で残ったことから、この地震津波東日本大震災、以下「震災」と略記)が陸前高田市のみならず広く東日本の太平洋沿岸地域一帯に甚大な被害をもたらした中にあって、この木は震災からの復興への希望を象徴するものとしてとらえられるようになり[4]、「奇跡の一本松」や「希望の松」などと呼ばれるようになった。

震災後、この木を保護する活動が続けられたものの、根が腐り枯死と判断された。その後、震災からの復興を象徴するモニュメントとして残すことになり、幹を防腐処理し心棒を入れて補強したり枝葉を複製したものに付け替えたりするなどの保存作業を経て、元の場所に再び立てられている。この作業には多額の費用が投じられたこともあって、保存の是非を巡っては賛否両論が巻き起こった。

 

 


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ここでみた感覚を言葉にするのは少し大変です。色々と思うことはありましたが、できれば一度は訪れて自分の目で見て確かめることをお勧めします。

 

 

ここまでおつかれのジムニー

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帰りま少しヅカが運転してくれたのでジムニーの助手席に初めて乗りました。新鮮な気分。


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そこから自宅までヅカを送って帰路に着きました。

帰りは夕立にあったり酷い睡魔に襲われたりで何度か高速のパーキングに立ち寄りながらなんとか東京に到着。マックスを送り届けなんとか帰宅しました。


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こうして陸奥の国への旅行は幕を閉じる事となりました。

とにかく事故もなく無事に帰って来れて良かったです。さすがに新潟からの岩手は少し無謀というか多少無茶だった感はありましたが、20代最後の夏だったので良い思い出になったと思います。

帰ってきた直後はしばらくは遠出はしたくないなぁとか思っていたのですが、今ではすっかりまた遠出したい気分になっています。

 

近いうちまたどこかへ訪れる事でしょう。

その時はこうしてブログにしたいと思います。

 

デワデワ