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In the stone

クリスマスって?

なんというか今年ほどクリスマスを感じなかった年はなかったなぁとしみじみ思うくらい、今年ってなんなん?と思わずにはいられない昨日今日。

まぁ世間はコロナだし、平日だしでしょうがないとは思いますけどね。昨日はイブでしたが、なんか仕事が終わってその後少しネカフェにいたら虚無感というかディストピア感というか、ある種のとらわれるもののない事由のようなものを感じました。自分で書いててよくわかりません。

 

今日のクリスマスが終わるといよいよ2020年が終わるなぁという感じですが、僕にとって2020年は暗黒の一年だったので早いとこ終わってくれんかなというのが正直なところです。

 

資料館という名の

さて時期は少しさかのぼりますが、僕がまだ宇都宮に住んでいたころの話。

仕事を辞め、埼玉に戻るための引っ越し作業もぼちぼち初めていた頃。宇都宮に住めどもろくに観光的なこともせずに帰るのはいかがなものかと思い、適当に観光名所を調べたところ大谷資料館というよくわからない場所が検索の上位に出てきました。

 

調べたところ有名な採石所とのこと。採石所というのはいまいちイメージできなかったのでとにかく行ってみることにしました。

 

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当時の自宅から車で約30分。ちょうどそのころ睡眠薬を処方してもらっていた病院の近所に資料館はありました。

ひとくちに宇都宮といっても実はかなり広く、大谷は駅前や僕の住んでいたエリアとはかなり雰囲気が違う地域で所謂田舎なところでした。資料館に近づくと切り立った岩場が急に現れたので結構テンションが上がったことを覚えています。

 

いよいよ資料館の内部へ。


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入口からは長い階段が。


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階段を抜けると想像よりもずっと天井が高く、とても広い空間が広がっています。

写真では当然十分に広さが伝わらないと思いますが、とにかく広いので圧倒されました。


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資料館というだけあって壁には採石に関するガイドが。


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ところどころ照明があったりして不思議な雰囲気。


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謎のオブジェなんかもありました。


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下のオブジェは華道家假屋崎省吾先生のものとのこと。

こんなところで先生のお名前をお見かけするとは思いませんでした。


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実はこの資料館、映画やドラマ、ミュージシャンのMVなんかの撮影にも過去たくさん使われたそうです。


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そして假屋崎先生。


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壁をよく見ると波線形のみぞが見られます。これは採石の際に使用する器具を使用した跡なんだとか。ここまで巨大な空間を作り出すくらい多くの石がこの場所から切り出されたことになります。初期は手作業だったそうで、果たしてどれくらいの規模でどのくらいの時間がかかったことでしょう。


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以下資料館を使用した作品やらなんやら。


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飛んで埼玉です。


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現実の世界に引き戻される階段だそうです。どこかの夢の国みたいな感じでしょうか。


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資料館の外。


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今回は久しぶりに写真多めの記事になりました。

しかしながら写真ではわからない大きさには毎回圧倒されます。この資料館もそうですが、例えば動物園とかね。象とかでっかいですから。大きさはパワーなんだと思います。

とりあえず宇都宮から引っ越す前に印象に残る場所に行けたので、この場所での思い出を作ることができました。モノより思い出って本当かもしれません。

 

 

今日の一曲

Earth wind and fire の in the stoneです。

youtu.be

選曲の理由は見ての通り曲のタイトルから。

アースの中では定番曲という位置づけにはない曲だとは思いますが、個人的にかなり好きです。ベストにも入っているのでファン的にはメジャーな曲かもしれないです。

イントロのホーンセクションを聴いた瞬間にアースらしさ全開で、その後のギターのカッティングもこれまたアース節。ボーカルのモーリス・ホワイトのダンスはいつ見ても不思議。だが良い。

そんな楽しげな曲です。

 

デワデワ